数年前、京都の元AX乗りの方から譲り受けた貴重なホイール、compomotive。

ステッカーは貼られてなかったのですが、それはそれで情緒があって素な感じで。

最近、とある方からコンポモーティブの純正ステッカーを譲り受けたのですが、
そのまま使うのがもったいない?(断捨離出来ないパターンですね)ので
カッティングにして貼ることにしました。

が、カッターが動く経路を作成するのは素人では難しいらしく
印刷所で画像データをアウトラインという専用データにしなければいけないと。。
なのでデータ作成加工賃が発生しますw

金型で例えるなら、CLデータ、NCデータ、輪郭データ、ですね。


アウトラインを作成するには一般的にはイラストレーターというプロソフトが必要です。

色々調べてみると、inkscapeという無料ソフトで作成したアウトライン入稿OKな
印刷所があったので合間みて挑戦。


譲り受けたステッカーをスキャナーで画像データ化。jpeg。

それを上記ソフトへインポートします。
リアルにデコボコしてますね〜さすが最新スキャナー(笑

compomotive





マニュアルなどないので、試行錯誤、試行錯誤。
このオブジェクトのアウトライン(パスともいうらしい)を出したいのだけど
色々はねられる。。。
ビットマップをトレース、という操作をしてみたところ、なにやらデータのようなものが。
ものすごい点群です、泣けます(泣
ノードツール



これをノードツールを使ってオブジェクトに沿うように調整していくのですが
数が多すぎて断念。
ノードツールって、ベジェ曲線を作成したり調整したり、そんなやつです。

ツールバーを深掘りしていったら、パスを簡略化というコーナーが(笑
これだ!
アウトライン14159


アウトラインのみ表示にしたところ、簡略化にも程があるだろー、フニャフニャ。
inkscape



最初の点群データよりはマシなのでこの簡略化したアウトラインをキレイにトレース
していきます、ノードツールでコツコツと。
一歩進んで二歩下がる(笑

なんとか元オブジェクトに近いアウトラインが出来ました(疲
簡略


正味、8時間w
プロならおそらく30分コースですね。

ラインが90度以上の鋭角部はカッターが悪さすることがあるらしいので
該当部はRを付けて丸めました。
Vの字の外側とか数か所。
鋭角 アウトライン



完成したデータをPDF出力するとデータ作成料なしでいけるんだって。
なぜPDFなのかは深く考えないようにしよう。
先方にCHKしてもらい、OK出ました!
Inkscape



数日後、指定色から切り出されたカッティング届きました♪
かす取りも転写シートもやってくれてます。
Compomotive stickers


さて、問題はステッカーを貼る位置(決まっている)がチョーキング起こしてる
ことなんですけど〜。
ボディもホイールもチョーキング(( ノД`)シクシク…

取り敢えず、研磨してみますか、うーん。